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マニュアル/5. AI/特徴量の選択
AI

特徴量の選択

特徴量とは、AIが予測するときに見る項目(距離・馬番・前走着順など)のことです。この画面で、データベースの項目の中から学習に使うものを選びます。選んだ特徴量は、4つの目的変数(着順ランク・1着確率・2連対確率・3連対確率)すべてで共通に使われます。

対象:管理者所要:3分更新:2026年10月17日
一般ユーザーの方へ

特徴量を変えられるのは管理者だけです。一般ユーザーのソフトは、起動のときに管理者が公開した特徴量(推奨の設定)を自動で受け取ります。

画面の開き方

  1. AI学習・予測 画面を開く

    メイン画面のツールバーの AI学習・予測 を押します。

  2. 「特徴量」の欄のボタンを押す

    レース情報(数値)・レース情報(カテゴリ)・出走馬(数値・計算)・カテゴリ のどれかを押すと、その区分の選択画面が開きます。画面の題名は「(区分名) 特徴量の選択(4つの目的変数で共通)」です。

  3. 閉じると件数が変わる

    保存して閉じると、AI学習・予測画面のボタンの右の件数が新しくなります。

4つの区分

区分どこの項目か候補に出る項目
レース情報(数値)レースの表(RACE)数値の項目。中身が数値でも文字として保存されている項目は、後ろに「[TEXT]」を付けてまとめて出ます。
レース情報(カテゴリ)レースの表(RACE)文字の項目(区分・コード)
出走馬(数値・計算特徴量)出走馬の表(UMA_RACE)先頭に計算で作る特徴量(【計算】)、続いて数値の項目、最後に[TEXT]付きの項目
出走馬(カテゴリ)出走馬の表(UMA_RACE)文字の項目(区分・コード)

JRA-VAN の項目は、馬齢・斤量・馬体重・距離のように中身が数値でも桁をそろえた文字で保存されているものが多いため、数値の区分でも[TEXT]の項目を選べます。学習のときは数値に直し、数値にできない値は「データなし」として扱います。

画面の見方

場所名前説明
上説明「学習に使う項目を選んで「追加」してください(Ctrlキーで複数選択できます)。」と出ています。
左候補まだ選んでいない項目の一覧です。見出しに「候補(表の名前) ○件」と件数が出ます。項目は「日本語の名前 (項目名)」の形で表示されます(日本語の名前が無い項目は項目名だけ)。
右選択中学習に使う項目の一覧です。見出しに「選択中 ○件」と出ます。
中央追加 →左の候補で選んだ項目を、右の選択中へ移します。
中央← 削除右の選択中で選んだ項目を、左の候補へ戻します。
左下推奨の特徴量を選ぶいまの選択を捨てて、この区分の推奨の特徴量を選び直します。選択中に項目があるときは確認が出ます。候補に無くて選べなかった項目があれば、その名前が表示されます。まだ保存されていないので、続けて 保存 を押してください。
右下保存右の選択中を保存して閉じます。保存されるのは項目名(日本語の名前ではない)です。
右下キャンセル保存せずに閉じます。

どちらの一覧も、Ctrl キーや Shift キーを押しながらクリックすると、まとめて選べます。

推奨の特徴量

推奨の特徴量を選ぶ(区分ごと)と、AI学習・予測画面の 推奨の特徴量をまとめて設定(4区分まとめて)で選ばれる項目です。

区分推奨の項目
レース情報(数値)レース番号、距離、出走頭数
レース情報(カテゴリ)競馬場、トラック(芝/ダート/障害・回り)、競走種別、競走条件(5歳以上)、重量種別
出走馬(数値・計算特徴量)馬番、馬齢、負担重量(斤量)、DM予想順位、と 計算で作る特徴量 のうち「馬体重 増減」以外のすべて
出走馬(カテゴリ)性別、東西所属、ブリンカー
馬体重を推奨に入れていない理由

馬体重は発走の少し前にしか発表されません。学習に使う過去のデータには入っているのに、前日に作る予想のときは空になるため、かえって精度が落ちます。そのため「馬体重」と「馬体重 増減」は推奨から外してあります。騎手・調教師は、コードをそのまま入れると種類が多すぎてうまく学習できないため、計算特徴量(過去1年の勝率・複勝率)で入れています。推奨に無い項目も、試したいときは手で追加できます。

計算で作る特徴量

出走馬の表の1行には「その馬のそのレース」の情報しか入っていません。そこで学習プログラムが、同じ表の過去のレースから次の特徴量を組み立てます。どれもその開催日より前のデータだけを使います。候補の一覧では先頭に「【計算】」付きで出ます。

分類特徴量(画面の名前)
前走前走 着順、前走 単勝人気、前走 単勝オッズ、前走 出走頭数、前走 上がり3F、前走 着差(秒)、前走からの距離差(m)、前走と芝ダ替わり、前走 4角位置、前走 着順÷頭数、前走 上がり3F順位
近走前々走 着順、3走前 着順、休養日数、近3走 平均着順、近5走 平均着順、近3走 最高着順、近3走 平均人気、近3走 最高速度指数(秒)
通算通算 出走数、通算 勝率、通算 連対率、通算 複勝率、通算 獲得本賞金(万円)
条件別同距離帯 複勝率、同芝ダ 複勝率、同競馬場 複勝率
騎手・調教師騎手 過去1年 勝率・複勝率・騎乗数、調教師 過去1年 勝率・複勝率、乗り替わり(前走と別の騎手)
今回の条件馬体重 増減、斤量 前走との差、1着本賞金(万円)、クラス変動(今回−前走。正=昇級)
レース内の比較近3走 平均着順・通算 複勝率・騎手 過去1年 勝率・通算 獲得本賞金・近3走 最高速度指数 の、それぞれ「レース内平均との差」

候補に出ない項目

次のような項目は、学習に使うと正しく予測できなくなるため、候補の一覧に出しません。

種類例理由
キー・日付・データ区分開催日、データ区分、作成日意味を持たない値や、学習と予測で中身が変わる値のため
レースの結果確定着順、入線順位、走破タイム、着差、コーナー通過順、上がり3F・4F、タイム差、獲得賞金、脚質判定、異常区分答えそのもので、予想のときには分からないため
最終オッズ・人気単勝オッズ、単勝人気結果と一緒に入る値で、前日の予想では空のため(答え合わせの比べ役にだけ使います)
レースの走りの記録ラップタイム、前3F・前4F、入線頭数そのレースが終わってから分かるため
名前・番号馬名、馬主名、服色、血統の馬名と番号、競走名種類が多すぎて学習に向かないため
予備の項目予備の列、取込フラグなど中身が入っていないため
ご注意

4区分すべてが0件だと、学習は「特徴量が選択されていないためスキップしました」となり、予測が作られません。予想の日にまだ入っていない項目(当日に発表される項目など)を選ぶと、ログに「予測データの欠測」や警告が出て、精度が大きく落ちることがあります。変えたあとは 期間で検証する で成績を確かめてから公開してください。

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